実験5 信頼できるのは、どちらか?


前置き

前回 は「EzEdit と DVWorks、どちらで取りこまれたデータが正しいのか、現時点では判断できません。今後、DVWorks で複数回取りこみを行い、比較して違いが出るかなどを調べる必要があります」と書いて終わりました。今回は、その同一ソフトでの取り込みで、回によって変化が出るかどうかの実験です。

使用データ

今回使用するのは 5/24 に放映された 30 分番組を録画した DV テープです。

このテープから、参照 AVI 形式で 00:02:00:02 〜 00:27:00:02 を指定してバッチキャプチャを DVWorks と EzEdit 両ソフトで 3 回ずつ行い、AVI ファイルから WAV ファイルを取り出して、ソフトウェア別に比較します。

EzEdit の結果

結果は、次のようになりました。

     
組合せ 相違 ドロップ
A - B ありなし
B - C ありなし
C - A なしなし

A(1回目に取ったデータ)と C(3回目に取ったデータ)は一致したが、B(2回目に取ったデータ)だけ違うという結果になりました。

DVWorks の結果

結果は、次のようになりました。

     
組合せ 相違 ドロップ
A - B ありなし
B - C ありあり
C - A ありあり

A(1回目に取ったデータ), B(2回目に取ったデータ), C(3回目に取ったデータ)全てが一致せず、さらに C ではドロップの発生まで起こるという結果になりました。

考察

この結果は、予想外でした。「どちらかのソフトでのみ、取りこみ毎にデータが変化する」ことを期待して実験してみたのですが、結果は「両方とも取り込み毎にデータが変化する(ことがある)」という結果になってしまいました。

取りこみ回数が3回だけなので、データ化けの発生率を比較するにも対象が少なすぎます。発生率を調べる場合は最低でも10回は取りこみを繰り返し、結果を比較する必要があります。

また、全く別個に開発された両ソフトで(同様の)不具合があり(同様の)データ化けが発生するというのは異常です。できればこの可能性は考えたくないのですが、キャプチャソフト側の不具合という可能性だけではなく、NV-DM1 が DV テープを再生する時点で化けたデータを送り出すことがあるという可能性も考えておいた方が良いのかもしれません。


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最終更新 2000, 5/26