日々の戯言


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2月28日(土) デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会 (第49回) [この記事]

いつもの傍聴レポートです。今回は技術検討ワーキンググループからの、コピー制御エンフォースメント(強制手段) に関する検討の中間報告の 2 回目ということで報告と議論が行われました。

議事自体は次の流れで進みました。

ほぼ定型文の開会の挨拶と配布資料確認部は省略して、村井主査からの技術検討ワーキンググループでの検討状況報告から議事を追っていきます。村井主査からの発表の内容は、次のような形のものでした。

以上で村井主査からの検討状況報告は終了しました。引き続いて事務局の小笠原課長から配布資料を使った検討状況の詳細説明が行われて、その内容は次のような形のものでした。

以上で事務局からの説明は終了しました。続いて、村井主査から次のような内容の補足説明が行われました。

以上で村井主査からの補足説明は終了しました。引き続き、村井主査からの指名で技術検討ワーキンググループに参加している委員からの補足説明が行われました。

最初に指名されたのは関委員で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で関委員からの補足説明は終了しました。次に指名されたのは藤沢委員で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で藤沢委員からの補足説明は終了しました。次に指名されたのは田胡委員で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で田胡委員からの補足説明は終了しました。これで技術検討ワーキンググループ参加者からの説明は終了して、これ以降は意見交換という形になります。

意見交換も、最初は村井主査からの指名という形で始まりました。最初に指名されたのは河村委員で、その発言内容は次のようなものでした。

この質問に対しては、関委員から次のような回答が行われました。

ここまで関委員からの回答が行われた時点で、村井主査から「YESです」という翻訳が行われて、河村委員の発言に戻りました。

以上で河村委員からの発言は終了しました。ここで、関委員が再度発言を求め、次の内容の補足説明を行いました。

以上の補足説明を受けて、河村委員から「基本的に使えるけれど、言葉の中に何か混乱性があると聞こえる」との指摘が行われましたが、関委員からは「それはありません」との回答が行われました。

また、村井主査から次の補足説明も行われました。

以上で河村委員の発言と、それに伴うやりとりは終了しました。次に指名されたのは長田委員で、こちらも最初は質問から始まり、質問内容は次のようなものでした。

この質問に対しては、村井主査から次のような回答が行われました。

以上の回答を受けて、長田委員は次の質問を行いました。

この質問に対しては、藤沢委員が次の内容の回答を行いました。

以上の回答を受けて、長田委員から次のような内容の発言が行われました。

以上で長田委員からの発言と、それに伴うやりとりは終了しました。次に指名されたのは高橋委員で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で高橋委員の発言は終了しました。この発言に対して、田胡委員が発言を求めて、次のような内容の発言を行いました。

以上の田胡委員のコメントに対して、高橋委員からは次の内容の補足発言が行われました。

以上の補足発言を受けて、田胡委員からさらに次の内容の発言が行われました。

また、村井主査からも次の内容の発言が行われました。

以上で高橋委員の発言と、それに伴うやり取りは終了しました。次に指名されたのは椎名委員で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で椎名委員からの発言は終了しました。次に指名されたのは堀委員で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で堀委員の発言は終了しました。次に指名されたのは浅野委員で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で浅野委員の発言は終了しました。ここで村井主査からの指名は一旦終了したのですが、その後発言を希望する人が出なかったため、村井主査は技術ワーキンググループに参加している委員の方を指名して、コメントを求めていきました。

この段階で最初に指名されたのは、藤沢委員で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で藤沢委員からの発言は終了しました。次に指名されたのは関委員でしたが、その内容は「まったく藤沢さんと同じ」とのことで、特段の発言はありませんでした。

以上の意見交換を受けて、村井主査からまとめと、今後の検討方針の説明が行われ、その内容は、次のようなものでした。

以上で村井主査からのまとめは終了しました。ここで、多少時間が余っていたので「これだけは言っておきたいという方は」との誘いが行われ、これに対して元橋オブザーバが発言を求めました。

元橋オブザーバの発言の中身は、次のような内容のものでした。

以上で、元橋オブザーバの発言は終了しました。これで意見交換も完全に終了し、最後に村井主査からの閉会の挨拶と、事務局の小笠原課長からの、次回の技術検討 WG は 3/5 で調整中という連絡と、WG の進捗次第ではあるが、3 月末か 4 月の頭にエンフォースメントに関する委員会を開催したいという連絡と、時間調整次第ではあるが、三月中に一度、取引市場に関しての委員会開催を持ちたいとの連絡があり、今回の会合は終了しました。

◆◇◆

えー感想に入る前に一点、会議終了後に事務局の方に「公式議事録の公開が第30回から行われてないけれど、いつごろになれば出てくるのだろうか」と聞いてみたところ、「今一度にやっていて、三月中には全部出そろう」との回答が貰えました。以上報告です。

◆◇◆

とりあえず感想として、まず河村委員・長田委員の発言について、よーやく普通の消費者の意見の代弁を始めたかと、この傍聴を始めて以来初めて「よくぞいった」と褒めたい気分になりました。

高橋委員の発言からは、そうした傾向はうかがえませんでしたが、あの方の今までの発言を見る限りでは、どうも「ネット配信推進の為に地上デジタルの利便性はある程度低い方が望ましい」と考えてるフシが、私の邪推かもしれませんが感じられるので、それはそれで立場と価値観の違いだから仕方がないかと考えています。

河村委員の意見で一点だけ気になったのは、三波共用機でも、新 RMP 対応のものをリリースするべきという意見で、そんなものを買いたがる人が本当にいるのかなぁという感想を持ちました。

実際、110CS は基本的にすべて有料放送なので、三波共用機の CS 受信機能は無駄なコストアップにしかなりません。また、新 RMP では B-CAS メッセージに対応できないので、NHK の BS 契約促進メッセージをどうするかという問題が出てくるはずです。

まあ、NHK BS が見られない、無料 BS / 地上デジタルのみ対応のデジタル受信機というものが発売されるなら、喜ぶ人の方も多いような気もしますが、それはさすがに NHK が全力をあげて妨害してきそうな気がします。実際フジテレビ所属の関委員は BS でも採用可能と発言していますが、NHK 所属の藤沢委員はだんまりを貫いてましたし。

◆◇◆

で、椎名委員の演説についてです。

日本では、他国の有料放送に匹敵する番組が無料放送で楽しめる以上、他国での有料放送並みのコンテンツ保護があっても当然という意見に関して、「24」「Bones」「Prison Break」「Terminator: The Sarah Coner Chronicle」は FOX が無料広告放送として HD 放送しているコンテンツで、アメリカ国内であれば、放送直後からネット上で無料視聴も可能という例をあげるだけで反証として十分だろうと考えています。

FOX の HD 放送は、HD とはいっても、1080i じゃなくて 720p じゃないかという斜め上の反応が飛び出すかもしれませんが、SMPTE Jurnal April 2008 号で、1080i よりも 720p 放送の方が画質上有利という実験結果が公表され「放送やプロダクション内では、1080i はもはや使われなくなっていくだろう」という結論が示されていることを指摘しておきます。実際 1080i 放送ではなく 720p 放送にすることでコピー制御が外せるならば、そちらの方が嬉しいと考えます。

つーか、そういう妄言 (他国の有料放送に匹敵する番組が無料放送で楽しめる云々) は JVA 調査で、国内ドラマのセールスが海外ドラマを抜いてから言いやがれ、2007 年段階で海外ドラマにダブルスコアで負けてるくせに何を抜かすかと、正直そういう感想しか出てきません。

次に、補償金の問題に関して、以前から書いているように「コピー制御が完全になくなるのであれば、録画機器に対する 500〜1000 円程度の補償金を受け入れることになっても構わない」というのが私のスタンスなのですが、これは別の言い方をすると「コピー制御/DRMがある環境での補償金はありえない」という、今回の Blu-Ray 騒動での JEITA 側の主張と、ほぼイコールになります。

椎名さんの発言と同じロジックを使うとすると「補償金問題というのは権利者の損害を補償するものであるという制度ではなかったか、コピー制御がある環境で、権利者の損害がないにも関わらず補償金を求めるということのおかしさが、もっと世間に良くに知れ渡るべきだと思う」という形になるでしょうか。

最後に村上 敬亮さんの発言 (ネット上での反応は「コンテンツへの愛が感じられない経産省 - 岸博幸の「メディア業界」改造計画」[URI]) に関して。

たぶんこれを聞いて、その経産省とはなんとひどいところだろうとという同情がわくことを期待しているのだろうとは思うのですが、聞いていながら、じつに妥当なことを言ってるなぁとか思ってしまったのは……私だけでしょうか。

テレコムスタッフの寺島さんや、クリエーターズプラスの柏井さんのように、自分たちの作品をネットに出して収益を得るために闘っている人たちが「これが必要だ」というのであれば応援する気にもなりますが、「ネット配信への試みが道半ばである中で、犯人探しをするのは不毛」といいつつ「ネットの収益性が悪いのが原因」と、まさに犯人探しそのものの主張をされる方を見ていると、冷めた視線を向ける以外の反応はできそうにありません。

◆◇◆

で、堀委員の発言についてです。

「アメリカには違法配布をした人間に何十億という損害賠償請求を行うエンフォースメントがある」という主張に関して、日本には違法配布をした人間に刑事罰を科すエンフォースメントがあるというのを知らないのかなと、この人は一体何を言ってるのだろうと疑問を感じました。

まあ毎回言ってることが変わる方なので、そういう芸風なのだと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、将来的に議事録の形で公開されると知っているでしょうに、後から参照されて恥ずかしくない発言をしようとか、そういった意識というのは……出てこないものなのでしょうか。


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