ようやくこの更新日記に手をつける。
拡張子が htm のファイルでSSIを使うことに成功した。
しかしUNIXのシステムで拡張子三文字に拘るのは邪道なのだろうか。
いや、うちの大学の公式ページではほとんどサポートしてくれてないんですよ。
まあ判る人が見ればすぐ判る事なんだけども。
金曜にあんなことを書いたのにはそれなりに理由がある。
私はホームページをまわる際に、大学のシステムでページをダウンロードし、lha で圧縮した後、tar でフロッピーにコピーして、家のコンピューターの Linux で tar ファイルを解凍し、それを Win95 上の IE3.0 で読むことにしている。
こうやって書いてみると酷く面倒な事のようにみえるが、実際に面倒な作業である。
だがこの行動にもそれなりに訳がある。
大学のシステムでは X の上で Netscape を使っているのだが、ろくな日本語フォントが入っていないのだ。
Openwin では使えるフォントもあるのだが何故か X11 上の FVWM95-2 からではそのフォントは使えなくなっている。
ならば Openwin を使えばと思う人もいるかもしれないが、Openwin はよくフリーズするうえ、仮想画面もサポートしていない。
そしてなにより学校で読んでいては時間がもったいない。
昔はいちいち紙にプリントアウトして持ち帰って読んでいたが、さすがに森林資源に対する罪悪感から逃れることが出来ず、現在の方法に落ち着いている。
閑話休題
さて、そのような状況で問題になるのは、Linux から Win95 のハードディスクに html ファイルを渡す際の問題である。
今使っているバージョンの Linux は mount コマンドが Win95 の VFAT に対応したから問題は起きなくなったが、VFAT に対応していなかった時はもう酷いものだった。
半角8文字+3文字というファイル名の制限から逃げられず、index.html というファイルは index.htm としてコピーされるのである。
当然、せっかくソースファイルとして保存してきても、ブラウザからはショートカットが機能しなくなる。
そこでソースファイルの中の <A HREF="なんたらかんたら"> を書き直すかファイル名を Win95 から直すかを選択しなければならないのだが、まあ普通の人ならファイル名を変更する方を選ぶと思う。
しかし、拡張子を変更しようとすると『拡張子を変更するとファイルが使えなくなるかもしれません』というダイアログボックスの表示とともに『ばか! なにやってんのよ!!』というアスカ様の御言葉を聞くことになるのだ。
いくらアスカ様のありがたい御言葉とはいえ、何度も聞いていれば嫌になる。
それでなくとも、嫌気がさす作業なのだ。
こんな経験をしていれば、htm でも html でも動作は同じなのだから、汎用性の高い htm を拡張子に選ぼう、と考えても無理はないと思う。
yahoo に登録の依頼を出す。
といっても今のところ依頼を出したのは「日帝の概観」のみである。
これで後には引けなくなったわけだ。
追記
明治大の X 版 Netscape ではテキストフォームが機能していないようだ。
日本語のみでなく英数字も入力できない。
仕方が無いので Mosaic から登録した。
「日帝の概観」は順調に深みにはまっている。
登録される前にもっと手を入れておきたいのだが、時間があるだろうか。
やはり正確な日付に拘ったのがいけなかったのだろうか。
月で止めておけばもっと楽が出来たかもしれない。
どんな本だろうとも月までなら載っているのだが、日付となるととたんに怪しくなる。
関係者の日記なら確実に日付まで載っているのだが、今度は情報が膨大すぎて必要なものを見つけるのに苦労する。
宇垣一成が小磯国昭に三月事件の中止を命令したのが何時なのか判らん。3月6日から10日の間なのは確かなはずだが……
三月事件や十月事件はあのままにしておくしかないのだろうか。
追記
STYLE タグで一番使い手があるのは恐らく line-height だとおもうが、これは実に使いづらい。
最初は <BODY> タグの中に直接 STYLE="line-height:130%" と埋め込んでみたが、<TABLE> タグ、<IMG> タグ、<HR> タグ、私が確認しただけでこの三つのタグに悪影響が出る。
<TABLE> タグと <IMG> タグは普通の文字一行分しか表示されないのだ。
これは高さをいちいち指定すれは防げることなのかもしれないが、その場合今度はイメージなりテーブルなりの上にその高さの30%分の空白が出来るのだ。
<HR> タグに至っては、その後の文字と重なる事さえある。
仕方が無いので、<SPAN> タグと </SPAN> タグで範囲を囲んで STYLE を指定しているのだが、うちの IE が古いせいか時々 </SPAN> タグを認識しない時がある。
<HEAD> と </HEAD> タグの間で <P> タグにでも STYLE を割り当てるしかないのだろうか。
更に追記
TVKでやっているマクロスの再放送の録画に失敗。
うぅぅぅぅぅぅ、みんなTV東京が悪いんだ。
笹本祐一さんの「星のパイロット」と千葉暁さんの「反逆の秘操兵」を発見、購入。
「星のパイロット」についての感想は、「いやぁ、趣味に走ってますな」である。
「反逆の秘操兵」については巻末のほうで、「ああ、そんな人もいたっけ」と思う始末。
しかし、ソノラマ文庫は先月一冊も出なかったようなので心配していたのだが、潰れたわけではないようなので一安心である。
それでも、近所の本屋では置いていない所も在るし油断は出来ない。
追記
こんなものを作ってみました。
完全に Win95 上の IE3.0 以上向けです。
まあ暇だったら見ていってください。
元ネタは EVANGELION Death & Rebirth の予告編です。
「牧野伸顕日記」は「日帝の概観」を作るのに非常に役に立つ。
それでも、不満が無いわけではない。
皇室は時の政治に超越被遊、皇政復古以来万民皆陛下の事実上の直臣となり、大御
心は一視同仁、万民各々其処を得せしめ、其志を遂げしめ度御思召なるを自覚し、
乍恐皇室に奉対何等御怨み申上げる様の事実も思に上らざるところなる一方、目の
当り天職御履行に御専念の様を拝し奉り、敬慕の情弥々脳裏に印され、その結果今
日の如く崇拝気分の普及したるものと拝察するべきを適当とすべし。
などと書かれていても果たして今の日本人で読める人はいるのだろうか。
どうして、70年ちょっとでこんなに日本語が変化するのだろう。
それだけ日本語が言語として未成熟だということなのだろうか。それとも、日本語が文化としてそれだけ生命力旺盛であるということなのだろうか。
上の文を読めた人は連絡を下さい。特に「被遊」と「弥々」が読めた人は。
街で見掛けた変な人。
640×480TFT液晶画面B5サイズノートパソコンで、帰宅途中の電車の中、フリーセルに興ずるサラリーマン。
ああ、もったいない。
そんなことにしか使わないなら俺にくれ。
追記
学校の情報処理室は年度末の処理のため今日から4月1日まで閉まるらしい。
わざわざ行って損をした。
書いたところでどうせ更新することは出来ないと思うと、どうもこれを書く熱意が湧かない。
という訳で今日はここで終わり。