H67/P67 チップセットの SATA (3Gbps) ポートに不具合 [URI] だそうで。当然ながら手元の MSI P67A-GD65 も対象製品。
対策製品は 2 月後半から出荷開始とのことなので、多分 Intel の負担で対策版と交換という対応になるのだろう。報道を総合すると 6Gbps ポートには問題がない & すぐにどうこうという話ではないらしいので対策の案内が出るまで待つ予定。
続報。日本 MSI のサイトにもリリース [URI] が上がったようで、予想通り交換対応になる模様。
本家 MSI [URI] だと "These new MSI products will become available in April .." (対策版は 4 月に提供可能) ということで、かなり先になりそうな予感。
まあ "We will release details about this procedure before the end of February." (2 月末までには手続き詳細を明らかにする) そうなので、もうしばらく 日本 MSI / MSI Global 両サイトをチェックしながら待つことにしよう。
久々に更新。[URI] からダウンロード可能です。今回の変更点は次の二つです。
というわけで、ようやくマルチスレッド対応を行いました。これまで入力ボトルネックでエンコード速度が出なかった方々にお詫びしつつこのバージョンをお届けします。
マルチスレッド対応と言っても、デコード処理を別スレッドに分離して、最大 5 フレーム先読みさせるようにしただけなので最も手抜きな実装だったりします。本当は 4〜5 年前 [URI] にもう少しアグレッシブなマルチスレッド対応を妄想し、実際に 20% ぐらいまでは作ったこともあるのですが……途中で他に興味が移ってしまい途中で放置していたりします。
今回は Core i7 ユーザの方から HT 有効環境で x264 出力をする際に CPU を使い切ってくれないというお話を聞いたので、サンプルを提供していただけたり、タイミングログ取りをやっていただけたりとかなり協力していただいたので少し堅実にマルチスレッド対応を進めてみました。マルチスレッド対応版でもバグ取りに協力していただけて感謝しています。そのおかげでスレッド分離に伴うバグも取り除けたと判断でき、この更新までたどり着きました。
と言っても、AVX 対応を現在のコードをベースに進めたくはないなぁという思いもあり、かといって…… 20% 程度しか進めないままに放置しているコードに手をつける……いいきっかけになったと考えて真面目に作業再開するべきなのかなぁ。
追記。XP 環境でファイルを閉じる際にデッドロックする不具合が ver. 0.7.0 にはありました。修正して ver. 0.7.1 に更新しています。報告メールくださった方ありがとうございます。
2ch DTV 板/ソフトウェア 板 の aviutl スレッドで、昨日公開の MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-in を 0.7.1 に更新したらエンコード後の出力データのサイズが変わったという報告があるようですので、これから (19:10) 調査します。
今回、コンパイラを Intel C++ Compiler 10.1 から Intel Composer XE-2011 Update.2 に変更して、その関係でコンパイラオプションを変更していたりするので、その辺が原因なのだろうかと推測しているのですが、いずれにせよ、調査結果が出るまで少しかかると思います。
不安な方は ver. 0.6.57 [URI] がダウンロード可能ですので、調査結果が出るまでそちらのご利用をお願いします。
昨日書いた調査の結果中間報告です。次のいずれかの条件が成立した場合 MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In の出力は ver. 0.6.57 と ver. 0.7.1 に相違が発生します。
最初のアスペクト比に関しては、サイズ変更用の重みを浮動小数点関数で作成している為にコンパイラのバージョン変更に依存して変化が発生します。/fp:precise, /fp:strict /fp:extended, /fp:double と試して解決できなかったので諦めました。個人的には「アスペクト比」は「無視」に設定することを推奨 [URI] しているので放置の予定でいます。
二つ目の「IDCT 関数」が「浮動小数点」かつ「CPU 拡張」で「SSE を OFF」にしても、ありえないほど遅くなる設定なので実用している方はいないでしょうから放置の予定でいます。
それ以外の設定で問題が発生している場合は、詳細な再現方法を連絡してただけると助かったりします。
ソフトウェア板の AviUtl スレッドに書こうとしたのですが、どうやら規制中らしく書けなかったのでこちらに書きます。
AviUtl 総合スレッド 67 の 170 さんへ、その症状は全てのファイルで出るのでしょうか?
全てのファイルで出る場合は、m2vconf.exe のスクリーンショットと、aviutl のフォルダ全体を zip 等で固めたアーカイブを送ってもらえると原因調査が可能になります。
特定のファイルでしか出ない場合は、そのファイルを送っていただけると調査が可能になります。ftp://ftp.marumo.ne.jp/incoming で anonymous ftp でのデータアップロードを受け付けていますので、アップロード先に心当たりがなければこちらをご利用ください。
一昨日からの MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In の検証関連の続きです。昨日「アスペクト比」として「反映」を選択した場合にコンパイラのバージョン変更に依存して変化が発生しますと書きましたが、これは間違いで、ソフトウェア板 AviUtl 総合スレッド 67 の 170 さんから指摘いただいていた 「緑縞が入る件」を検証用プログラムが拾っていたのに「浮動小数点演算精度の問題」と勘違いしてしまっていました。
緑縞が入る件については原因がほぼ特定できたので対策版を作成し、現在手元で再度検証用プログラムを走らせているところです。こちらの検証プログラムは完了までに時間がかかる (30 分経過して残りあと 4 時間程度 / 昨日は 10 分程度で相違を捕まえていたので、たぶん解決していると判断している) ので、とりあえずメールで不具合報告を頂いている方々に先行して対策版を送り、症状が改善するかどうか確認の依頼をしています。
ただし、別フィルタを有効にした場合に出力バイナリが不一致になる原因はまだ特定できていない (手元で再現できていないため) のと、同じくソフト板 AviUtl 総合67 の 212 さんから報告いただいている、不正アクセス例外が出る件についても提供いただいた情報を見る限りでは「idct_ap922_sse2.asm の table_04 を参照しようとしたが 16 byte アライメントが取れていなかった」というありえない状況に見えるので……正直 AviUtl 環境一式を送ってもらったり、あるいはこちらから検証用のログ出力追加版を送って調べてもらったりということができるように、メールで連絡してくれないかなぁと思っていたりします。
この不一致/例外発生に関しても問題がすぐに解決するようならまとめて ver. 0.7.2 として公開のつもりでいますが、なかなか原因がつかめないような場合は、一度、緑縞対策のみで ver. 0.7.2 を出すかもしれません。
更新しました。[URI] からダウンロード可能です。今回の更新内容は次の 2 点です。
情報提供 & サンプル提供 & 動作確認 等々協力してくれた皆様ありがとうございました。
さ〜て、Lanczos 3-lobed 拡大縮小の方も対策を入れてやらなきゃだめだな。うん、がんばろう。まずは nlmeans_filter が動くように環境を整えるところからと。