日々の戯言


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4月7日(火) デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会 (第50回) [この記事]

結局会議開催 [3/31 (火)] から1 週間遅れてしまいましたが、恒例の傍聴レポートを置いておきます。今回は取引市場ワーキンググループ関連で、取引市場データベースに関する検証実験の報告と来年度のマルチユーストライアルについての報告と、それに関連しての意見交換でした。

議事自体は次の流れで進みました。

ほぼ定型文の開会の挨拶と、資料確認は飛ばして、吉川 / 中村 両オブザーバからの取引市場 DB に関しての報告から議事を追っていきます。最初に報告を担当したのは吉川オブザーバで、その内容は次のようなものでした。

以上の内容の発言に引き続いて、中村オブザーバからの詳細報告が行われました。使われた資料は、既に検討委員会のページ [URI] で資料1として公開されているもので、このページを追いながら説明が行われていきました。説明の内容は、次のようなものでした。

以上で、中村オブザーバからの詳細報告は終了し、発表者は吉川オブザーバに戻りました。吉川オブザーバの発言内容はつぎのようなものでした。

以上で、吉川オブザーバ / 中村オブザーバからの、取引市場 DB に関する報告は終了しました。続いて、菊池オブザーバからの、マルチユーストライアルに関する報告が行われました。使った資料は、同じく検討委員会のページ [URI] で資料2・資料3として公開されているもので、報告の内容は、次のようなものでした。

以上で菊池オブザーバからの報告は終了しました。ここからは意見交換に入り、最初は村井主査からの指名で順次発言が行われて行きました。

最初に指名されたのは、取引市場ワーキンググループで、議論に参加している立場という点から、放送事業者代表委員である佐藤委員 (フジテレビ) が指名されました。佐藤委員の発言の内容は次のようなものでした。

以上で佐藤委員の発言は終了しました。次に指名されたのは同じく放送事業者の立場から、元橋オブザーバ (NHK) でした。元橋オブザーバの発言内容は次のようなものでした。

以上で元橋オブザーバの発言は終了しました。次に指名されたのは実演家団体代表の立場の椎名委員 (CPRA) でした。椎名委員の発言内容は次のようなものでした。

以上で椎名委員の発言は終了しました。次に指名されたのは同じく実演家団体代表の立場から堀委員 (音事協 / ホリプロ) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で堀委員からの発言は終了しました。次に指名されたのは、番組制作者団体代表の立場から寺島オブザーバ (ATP / テレコムスタッフ) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で寺島オブザーバからの発言は終了しました。次に指名されたのは、高橋委員 (フリージャーナリスト) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で高橋委員からの発言は終了しました。ここで村井主査からの指名は終了し、ここからは希望順での発言が行われていきました。最初に発言を希望したのは三尾委員 (弁護士) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で三尾委員からの発言は終了しました。次に発言を希望したのは浅野委員 (IBM) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上で浅野委員の発言は終了しました。この発言に対して最初に回答したのは椎名委員で、その内容は次のようなものでした。

以上で椎名委員からの回答は終了しました。次に回答したのは華頂委員 (日本映画製作者連盟 : MPAJ) で、その内容は次のようなものでした。

以上で華頂委員からの回答は終了しました。ここで村井主査から、堀委員に対して「如何ですか」との水が向けられ、それに応えて次のような内容の発言が行われました。

堀委員からの回答は以上でした。ここで、予定していた時間が終りに近づいたということで、村井主査から、まとめのような、次回以降に向けての方針のような、次の内容の発言が行われました。

以上で村井主査からのまとめは終了しました。この後、事務局の小笠原課長から、次回の予定について「技術ワーキンングの進捗次第だが、四月中に可能な限り、技術ワーキングの進捗状況を報告できるように調整を進めている」との発言があり、最後に村井主査から閉会のあいさつで今回の会合は終了しました。

◆◇◆

感想に入る前に前回の会合で聞いた議事録の公開に関して、会合時点ではまだ公開されていなかったのですが、会合前に事務局の方から「現在委員の先生方に確認を取っているところで、四月上旬には公開できるはず」とのフォローを頂いていて、実際、現時点で第38回までの議事録が公開されています。

とりあえず堀委員の第30回の発言 (「コピー商品が問題であり、機器が問題なのでない」の部分) とか、第37回の発言 (「発言が公式の議事録が出る前に非常に詳しく書き込まれている」の部分) がどうなっているかが楽しみだったのですが、第30回の方はあまり手を入れられていないものの、第37回の方は「公式の議事録が公開される前に」という肝心の部分が落ちているのが……載せるなと要望を出したりしたのかなーと微妙に楽しくなったりしました。

◆◇◆

で今回の感想です。マルチユーストライアルに関して、去年の委員会で制作事業者側から出された要望が完全に無視されている説明を聞きながら、こうやってテレビが沈んでいくのかと感じました。

第44回の柏井オブザーバ、澤田オブザーバ、寺島オブザーバの発言を振り返ると、「なるだけ、地上波で放送できる枠というのをしっかり作って頂きたい」「(枠を出す前提がない以上)企画に根本的に欠陥があって続ける意味はない」「地上波さんが枠を出す前提を作ってほしい」と、制作事業者として参加しているすべての方が「地上波であらかじめ放送枠を確保した上でのアワードとして欲しい」との要望を出しています。

その結果が「放送権譲渡で資金調達・資金回収を図るということを期待すると、それは間違った形になるだろう」だとしたら、それは「放送権譲渡で資金回収を図れないこのトライアルに、会員社に強く進めることはできないだろう」と言う意見しか出てこないでしょうね。

◆◇◆

もう少し書いておきたい感想も (取引市場 DB とメタデータ等や浅野委員の意見に対しての権利者団体代表の発言についてとか) あるのですが、それはまた後日ということにしておきます。


4月8日(水) デジコン委 (第50回) 感想あれこれ [1] [この記事]

昨日の時点ではまた後日ということで省いていた考察部分です。取引市場 DB 関連では、ある意味予想通りとも予想以上とも言える現状が報告された訳なのですが、ポイントは次の点だと考えます。

この状況では放送番組が収益化できないのも当然と思えます。この状態で、それぞれの立場の方々はどのように考えているのでしょうか。

まず放送事業者として発言されている佐藤委員の意見を振り返ってみます。

佐藤委員の発言を要約すると、このような形になると受け取りました。まあ、括弧で補足している部分については私の邪推 100% で、実際にはそんなことはないのかもしれません。ですが、今までの会議での発言を聞く限りでは、そのような意図が色濃く感じられるので、あえて付け加えています。

さらに、同じく放送事業者として発言されている元橋オブザーバの意見を振り返ってみます。

元橋オブザーバの発言を要約すると、以上のような内容になると受け取りました。個人的にはそれなりに筋の通った意見だと考えています。

次に、実演家 (出演者) 団体を代表して発言されている椎名委員の意見を振り返ってみます。

ええと「シンプルな言葉を繰り返し繰り返し主張する」プロパガンダの基本をおさえた良い方法であるのですが、それなりに教養のある人が集まっている (ことになっている) こういった場で使うのに適切な方法なのかなと、常々疑問だったりします。

最後の、「こうしたトライアルや実験よりもやるべきことがある」にしても、番組制作事業者に対する海外での公費助成例について「対価の還元ではありえない」と切って捨ててたり (第44回) していた方の主張でなければ、もう少し説得力が出たんでしょうね。惜しい事です。

続いて同じく権利者団体の代表として発言されている堀委員の意見を振り返ってみます。

堀委員の発言を聞いてると、毎回、「協力しなくてもいいから、せめて邪魔だけはしないでいてくれないかな」と思うのですが、そう感じているのは私だけでしょうか。今回のもなかなか強烈でした。

一点、どうしても指摘しておきたいところがあります。「BGM に何が使われているか、判らないのが当然」という状況を放置するのが権利者団体の代表として適切な行為なのか、よく考えてほしいのです。

堀委員個人は「コンテンツへのリスペクト」などという甘えたことはこれまで主張されていない方ですし、ある意味、音楽プロダクションの収益だけの代弁者となるのは役割として正しいことなのかもしれませんが、所属タレントの権利を守るためにも、他者の権利を尊重するフリぐらいはしておくべきなのではないかと思います。

実際には、JASRAC と TV 局との間の包括契約によって法律上は問題がない形になっているのでしょうけれども、この仕組みがあるからこそ「ネット権」などという、ネット上では包括契約を制度で強制しようという意見が出てきていることを理解しておくべきです。

次に、メタデータの入力コストをだれが負担するべきかについてです。私は過去コンテンツというのは、畑で育った作物のようなものだと思っています。それを土から掘り出し、泥を落として、箱に詰めて、市場まで持っていくのが作り手の仕事だと考えています。そして、市場でセリ落として、実際の店舗に並べ、顧客に販売するのが流通の仕事だと考えています。

なので、メタデータを付けるコストは流通側で負担しろなどという意見を聞くと、収穫作業すら厭がって、畑で作物を腐らせていく怠け者を見たような思いがするのです。

あまり適切な例えではないかもしれませんが、例えばライブやコンサートの DVD を売る場合に、当日コンサート会場に来ていた全観客の許諾を取る必要があるとしたら、そしてその許諾事務を流通側に負担させたとしたら、果たしてライブ DVD という商品はあり得ただろうかということを考えてみて欲しいのです。実際には、観客の許諾を取る必要がなく、権利処理は同事務所内の出演者だけで済むからこそ、ライブ DVD 等が商品ジャンルとして成り立ち、国内音楽 DVD は 2008 年の売り上げで 306 億を確保し、海外ドラマに次ぐ第 4 位のジャンルにまで成長したのではないでしょうか。

さて、言わば当事者である、番組制作者はどのように考えているかということで、寺島オブザーバの意見を振り返ってみます。

取引市場 DB に関しての、制作事業者からの要望はこれだけです。ポイントは「メタデータ付与の分だけ、トータルの支払いを上げてくれ」とは言っていないところだと考えました。

「(売れるかどうか判らないけれど) 流通の為にメタデータをつけてくれ」とスタッフに頼むことはできないが「テレビ局がつけろと要求していて、その対価はこれだけとなっているから、メタデータをつけてくれ」と頼むことはできるということなのだろうと理解しました。

その程度の要望すら受け入れることができないのだとすると、いよいよもって救いはなさそうです。


4月13日(月) デジコン委 (第50回) 感想あれこれ [2] [この記事]

前回 [URI] に続いての、デジコン委 (第50回) への感想です。浅野委員からの「ネット権構想に対して反対の姿勢を打ち出すだけでなく、コンテンツの流通拡大に対して、こうすれば巧くいくという案を出すべき」という意見に対して、各権利者団体からは様々な意見が出されました。

このうち、華頂委員の「映画のコンテンツに関しては、映画制作者がリスクとコストを負担してマルチユース展開を進めているので、ネット権の助けを借りる必要はない」という意見に関しては、それなりの合理性があると考えています。映画のコンテンツにも問題がないわけではありませんが、それらの問題がネット権構想で解決できない以上、確かに「ネット権の助けを借りる必要はない」となるでしょう。

また、堀委員の「権利処理のコストと手間は流通に負わせればよい」という意見については既に取引市場 DB に関しての感想の際に触れたので、今回は繰り返さないことにします。

順番は前後しましたが、椎名委員の「刃物を突き付けられている中で、何か案はないのかと言われることは不本意だ」という意見についてです。まず椎名委員が「刃物を突き付けられている」と表現しているネット権構想が、どういった問題意識から出てきたものなのかということを考えてみます。

そもそもの出発点は第31回 [公式議事録] で中村 WG 主査から報告されているように「海外と比較して日本は放送番組の二次流通に対して消極的」という状況があり、結果として、TV 番組を見逃した場合 (特にそれが DVD 等の二次流通が行われないような番組の場合) 違法流通以外に視聴手段がないという状況があります。

そうした状態で、放送番組については権利情報が集約されていないため、使用している楽曲の権利者・出演者・脚本家等々全ての権利者と個別に交渉して許諾を取らなければならず、そのコストと手間が二次流通の障害になっているという観点から、ネット上での二次流通に関しては、法によって権利窓口をひとつに指定して、かつ合理的な条件での利用申請については許諾の義務を負わせることで二次流通を促進させようというネット権構想が提案されました。

実際には今回 (第50回) で、ネット権云々以前の問題 (そもそも誰が権利者なのかすら判らない状態なので、権利処理自体が不可能) だということが報告されているのですが、もともとネット権構想が提案されたのは権利者が二次流通を「妨害している」あるいは「(阻害要因を取り除く) 能力がない」「能力はあるが怠けている」「能力はあり努力しているが、結果が伴っていない」のいずれかだと思われているからです。

そうしたことを踏まえて椎名委員の発言を振り返り、上記のどれに当てはまるかということを考えると (出荷調整という観点から)「妨害している」が半分、「努力しているが、結果が伴っていない」又は「能力がない」が半分という形に見えます。これでは、部外者の立場から言わせてもらうと「刃物を突き付けられている」という状況も自業自得に思えます。

実際にはそれぞれの立場で言いたいことがあるのでしょう。しかし、僻みつづけたところで状況の好転がありえない以上、すこしでもマシな選択肢を選ぶ努力を積み重ねる方が良いと考えています。「なんて不幸な私」という自己憐憫に浸りつづける楽しさも判らなくはないので積極的に止めるつもりはありませんけれど、そうした態度が同情を得ることはないでしょう。


4月14日(火) 雑感 [この記事]

うーん。デジコン委 (第51回) の傍聴申請の締め切り二日前になっても情報通信審議会の開催案内一覧ページ [URI] にはリンクが追加されないのか……。

このページはメンテナンスされていないのだろうかと思いつつも、情報通信審議会のページ [URI] から直接 (左側の開催案内リンクから) 来ることができるのは上記一覧ページだけなんだよなぁ。

まーデジコン委の開催案内ページ [URI] 自体には 4/7 から記載されてるし、総務省のトップページからも (今は消えているけど) リンクが張られていたから、私のような、前回で懲りて更新チェッカに両ページを追加してた人間には影響ないのだけど……。なんというか、公開してる文書の量が量だからページメンテナンスも大変なんだろうけど、もちっと何とかならないものなのかね。


4月19日(日) ARIB STD-B25 仕様確認テストプログラム ver. 0.2.4 [この記事]

更新しました。ダウンロードは [URI] からどうぞ。変更点は次の二つです。

基本的にはバグ修正ですが、受信環境が安定している人の場合は ver. 0.2.3 のまま更新しなくても問題はありません。


4月25日(土) デジタル・コンテンツの流通の促進等に関する検討委員会 (第51回) [この記事]

恒例の傍聴レポートです。今回の議題は事前予告の通り技術検討ワーキンググループからの検討状況報告で、議事は次の順で進みました。

ほぼ定型文の開会のあいさつと配布資料確認は飛ばして、検討状況概要説明から議事を追いかけていきます。村井主査からの説明は次のような内容のものでした。

以上が村井主査からの検討状況の概要説明でした。引き続いての小笠原コンテンツ振興課長からの詳細説明は次のような内容でした。

以上が小笠原課長からの詳細説明でした。引き続き村井主査から補足説明が行われて、その内容は次のようなものでした。

以上が村井主査からの補足説明で、ここから、これまでの説明を受けての意見交換が開始されました。最初に村井主査から指名されたのは河村委員 (主婦連) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が河村委員からのコメントでした。次に指名されたのは長田委員 (東京都地域婦人団体連盟) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が長田委員からのコメントでした。次に指名されたのは高橋委員 (ジャーナリスト / 情報通信審議会委員) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が高橋委員からのコメントでした。次に指名されたのは椎名委員 (CPRA) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が椎名委員からのコメントでした。次に指名されたのは堀委員 (音事協 / ホリプロ) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が堀委員からのコメントでした。ここで村井主査からの指名は終了し、発言を望む人が発言していくという形になって、最初に発言を求めたのは浅野委員 (IBM) で、その発言内容は次のようなものした。

以上が浅野委員からのコメントでした。次に発言を希望したのは襟川委員の代理として来られていた岩浪委員 (インフォシティ) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が岩浪委員のコメントでした。これらの発言を受けて、村井主査から次のような発言がありました。

以上の発言の後で指名されたのは藤沢委員 (NHK) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が藤沢委員の発言でした。次に指名されたのは関委員 (Dpa / フジテレビ) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が関委員の発言でした。次に指名されたのは田胡委員 (JEITA / 日立 / B-CAS) で、その発言内容は次のようなものでした。

以上が田胡委員の発言でした。ここまでの意見を受けて、村井主査から次のような内容のまとめが行われました。

以上が村井主査からのまとめでした。この段階で多少時間が余っていたので「他に何か」という呼びかけが行われ、それに高橋委員が発言を求めました。その発言内容は次のようなものでした。

以上が高橋委員からの追加コメントで、これを最後に発言を希望する人はなくなりました。

最後に事務局の小笠原課長から次回以降のスケジュールについて「5 月、6 月は月あたり二回の頻度での開催を考えている」との連絡と「次回は 5 月 13 日を軸に、取引市場 WG の意見とりまとめへの意見交換を予定して調整中」との連絡があって本日の会合は終了しました。

◆◇◆

今回の感想としては「皆、空気読む能力が高いなぁ」と、その一言に尽きるでしょうか。

個人的にはたとえデジタル放送だろうが、無料広告放送にはコピー制御が不要 (どころか有害) だと思っている人間としては、コピー制御の廃止ではなく、コピー制御を維持し続けるための強制手段の選択肢拡大が話し合われていること自体が時間と費用の浪費に思えるのですが……。いい加減、委員の皆さんはその辺りに気が付かないものでしょうかね。

まあ、制度の検討も今後行われていくということらしいので、どうもこれは次の中間答申が出たその先の議題になってしまうのかなぁと思いつつも、変な方向に行きそうになったらすぐに警告を上げられるように、今後も監視を続けていこうと思っています。


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