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THE ROAD INTO THE FUTURE

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  11月1日(土)

 とーとつに Delphi でプログラミングを開始したりする。
 直接の動機というか、きっかけは、数日前にダウンロードしてきたタッチタイプの練習用のソフトが、試しに使ってみると、こんなもので千円だの千五百円だの取るつもりかこのヤロー、ってな内容で、すぐさまハードディスクから消してしまうような程度のものだったからである。
 ああ、タッチタイプの練習ソフトは、親がパソコンを覚えたいと言い出したから、使わせるつもりで拾ってきたのである。
 んーと、試しに製作には着手してみたのだが……、リターンキーが厄介だなぁ。
 VCL のソースをいじって、新しくコンポーネントを作らなきゃならないかもしれない。
 そう言えば、遥か昔に、High-C で似たような障害に引っかかって投げ出したような記憶が……。
 んーー、意外とおいらって進歩がないのかも。


  11月2日(日)

 えーっと、リターンキーだが、無理矢理解決させてしまった。
 適当な大きさのボタンを張り合わせて、上に ctl3d=False のパネルを張っただけ……。
 ……すっげえ遅そう。
 まあ、いいや、所詮タイプ練習用。
 それほどシビアな実行速度は要求されないだろう。
 絶対に人間がタイプする方が、描画その他を計算するよりも遅いはず。
 まあ、実際は実行してみなきゃ判らないのだけれども。
 Delphi で作成と言う段階で(C++Builder も持っている)すでにかなりなめた態度なのだが、VisualBasic で組むほどではないだろうからきっと勘弁してくれることだろう。
 まあ、キーボード周りの表示部が完成したので、後はコードを適当に書いていけば動くようになるのだろうが……。
 ひょっとして、全てのボタンに対して関数を書いていかなけりゃならないのかなぁ。
 だとしたらちょっと……。
 まあ、いいや、その辺は後に回そう。

 さて、そう言ったことはともかくとして、自宅の Linux なのだが、今日 df を実行してみたら、/usr にマウントしてある 500M 弱のパーテーションが used 330M とか出て、既に 70% を使ってしまっていた……。
 / の 230M 内蔵ハードはまだ 5% しか使っていないと言うのに……。
 たしか、ハードディスクを追加して RunRun から再インストールした時には、240M ぐらいしか使っていなかったはずなのに……、一体何をしたって言うのだろう。
 ほんのちょっと、JDK 入れて、Netscape 入れて、qt 入れて……って、当然の帰結かも。
 こりゃ、300M で Linux やってた時は、ディスクが溢れてたのも当然かなぁ
 まあ、ディスクの肥やし状態だった幾つか(fvwm & fvwm95-2)は既に削除したのだが、JDK の全体で 33M あーんど、html ドキュメントだけで 9M という攻撃の前には焼け石に水も良いところだよな。
 まあとりあえず、その辺りの文章や、/usr/doc 以下は、Win95 と共有のパーテーションに追放する事になると思うが……、やっぱり見積りが甘かったか。
 もう少し、/usr/ を多めに確保しておけば良かったかな。


  11月3日(月)

 えーと、Linux の /usr の容量が厳しかったために、今日改めて区画を切り直して再インストールしてみたのだが、予定外の事故がぼろぼろと出て、結局昨日丸一日掛かってしまった。
 1度目は、後から入れたソフトなどのバックアップを取ってあったのだが、どうもそれがうまくいかずに、3時間ほど無駄になり。
 2度目は、試しに入れてみた SKK の余りの使いづらさに嫌気がさして、全てを始まりに戻し。
 3度目は、何故か X が立ち上がらずにパー。
 全く非道い目にあったものだ。
 んーと、二番目で引っかかった SKK っていうのは、mule 上で動く日本語の入力ソフトで、既存の仮名漢字変換システムに真向から喧嘩を売っている素晴らしいソフトなのだが、既に Wnn を擦り込まれている私にとっては、使い続けるのが辛いソフトである。
 何しろ、「私の名前は中野です」を一発変換してしまうような事は最初から目指そうともしていない素晴らしいソフトなのだ。
 確かに、初心者にとってはそちらの方法が自然なのかも知れないが、私はもう駄目である。
 文節だの、品詞だのといった悪しき因習にズッポリとハマって抜け出せない。
 えーと、SKK での文字の入力方法の例をあげると、例えば、「私の名前は中野です」と入力したい場合は、『Watasi no Namae ha Nakano Desu』と漢字と平仮名で一固まりずつ分けて、入力し・確定、入力し・確定、を繰り返さなければいけないのだ。
 おまけに、平仮名モードから、漢字モードに移行するには、最初の文字を大文字で始めなきゃいけないだとか……。
 あたしゃ、決して今のキーボードはシフトキーが押しやすい位置にあるとは思えないんだけどねぇ。
 その押しづらいシフトキーを多用しなきゃいけないのは非道い。
 まあ、この辺りは、せっかく柔軟なキー設定が可能な Unix なのだから、自分でカスタマイズしてしまうという選択肢があるのかも知れないが、何でそこまでして使い続けなきゃいかんのかという問題があるとおもう。


  11月5日(水)

 1日穴を空けてしまったが、これには深い訳がある。
 jnethack という悪魔のゲームに手を出してしまったのだ。
 今ではこれを自宅の Linux に入れてしまったことを深く後悔しているが、そんな物は完璧に後の祭りである。
 ああ、明日はもう駿台祭の期間も終わって大学の講義も始まり、実験レポートを仕上げなければいけないというのに……。
 せっかく2週間もあったのに、結局実験内容を忘却し果てるのに十分な時間となっただけであったか……。


  11月6日(木)

 うーむ、こんな事をしていていいのだろうか。
 まあ、良くないのは確かな事だろう。それに余裕がないのも確かなことだ。
 実験のレポートはまだ終っていないというのに、jnethack をやっているのが良いことだとはとても思えない。
 えーっと、ついさっき死んでしまったが、地下6階までたどり着き、16000点ほどをマークしたのが現在の最高得点だ。
 さまようひとみを直接殴ったら駄目だという事をまだ完全に理解していなかったようだ。
 うっかり殴ってしまって、やもりにかじられて死んでいくと言うのもなかなか悲しいものがある。
 上手いこと、#offer して、ミュニッツェルが手に入れば、結構楽になるのだが、なかなかそうも行かない。
 まあ、そろそろ気分転換はしまいにして、レポートの方に取り掛かることにしよう。
 しかし、今回のは、ホント大変だわ。
 全くあれっぽっちのデータでどうやってグラフを描けと言うのだろう。
 両対数のグラフ用紙で、一区画分しかデータが取れていないと言うのは、なかなか腐った状況だとしか言いようがない。


  11月7日(金)

 昨日のレポートは、ジャッカル人間の祟りがあたったのだろうか、返ってきてしまった。
 やれやれ、今まで後期になってから、まあ、一回提出遅れがあっただけで、後はきちんと出せていたのに。
 と言いつつ、ついさっきまでまた jnethack をやっていたりする辺り、私もなかなか懲りない人間である。
 さて、昨日 mew + im の最新版のスナップショットを見たのだが、あれはどちらかというと、mew が格好良いのではなく、Xaw95 が良いのだと思うのだが……。
 とりあえず、Xemacs が Xaw95 を使える事がわかったのはなかなか有益であった。
 いや、家の mule は Xaw95 が入っているにも関わらず、スクロールバーなどが変わらなかったため、てっきり独自のウィジットをスタティックリンクしているものだとばかり思っていたのだ。
 いや、mule と Xemacs は違うんじゃないのとかいう突っ込みが入るのかも知れないが、たしか mule は Xemacs の上で動く?、だか、Xemacs を国際化拡張した?、ものだと思う。
 だから、きっと mule も作り直せば Xaw95 を使えるはずだと思うのだが……。
 まあ、それはおいておくとして、それを見ている最中に、Xaw と Xaw95 で使用前・使用後のページでも作ってしまおうかと考えてしまった。
 それはそれでなかなかふざけていて楽しいかも知れない。


  11月9日(日)

 ああ、何ということだ。
 せっかく順調に進んでいたのに……。
 コカトリスの肉を食って石になってしまった。
 やっぱり拾い食いは良くないのね。
 まあ、それはそれとして、何故か姉が NetHack に興味を持ち、はまってくれたのは良いのだが、その所為で私の作業が進まなくなってしまった。
 しかし、今度ワープロ検定を受けるとかいっている人間がこんなゲームをやっていて良いのだろうか?
 私が心配する筋合いでもないのかもしれないが。
 まさか、TeX で組んだりしてワープロ検定を受けたりなんて……出来ないんだよね。
 そもそも、そんなことが出来る人間がワープロ検定なんて受ける必要は無いような気がするんだけど……。
 まあ、いいや。


  11月10日(月)

 考古学者はあんまり重いものを持てないが宝石とガラス玉の鑑定が出来る。
 僧侶は呪いと祝福を自動的に判別する。
 戦乙女は初期装備の小さな盾+3が非常に有効。
 うーん、こんなことをしていて良いのだろうか?
 今日は課題も沢山あったはずなのに……。
 まあ、いいや気にしないことにしよう。
 ゲームの方はなかなか先に進めないのだけれども、最近ようやくドワーフの坑道の先にある神殿までたどり着けるようになった。
 ただ、そこが運良く自分の神様の神殿ならば良いのだけれども、違う場合に #offer して自分のに変えてしまったら、巫女さんやら見張りやらにタコ殴りにあって死んでしまった。
 まあ、確かに怒るよな、そんな事されたら。


  11月11日(火)

 現在考古学者でレベルは10、地下8階付近をさ迷っている。
 ここまでやった感じでは、一番恐いのは忘却の巻き物だな。
 あと、変化の杖で変える場合は、防具は防具に、巻物は巻物にしか変わらない。
 一度巻物屋の中で忘却の巻物とか鎧破壊の巻物を並べて変化の杖を振ってみたのだけれども、怒り狂った店主に殴り殺されてしまった。
 これはこれでなかなか悲しいものがある。
 あと、幽霊は祝福された武器で殴れば天国に送ることが出来たようだ。
 今まで逃げ回っていたのが馬鹿らしく思えてくる。
 ただ、死体の周りに転がっているアイテムは大抵が呪われているのが悲しいところだ。


  11月12日(水)

 えーと、昨日のことだが、とある親切な人からの情報で、/usr/meiji/pub/lib/X11/fvwm95/ にも .fvwm95rc が必要な事が判った。
 すぐに直しておいたが、今まで xconsole に妙なエラーメッセージが出ていた人も居たことだろう。
 多分もう出なくなったとは思うが、ひょっとしたらまだ何か不都合があるかも知れない。
 そんな事がある場合は、遠慮せずに言って欲しい。

 まあ、それはそれとして、明日にはレポートを提出しなければいけないと言うのに、ちっとも手をつけていない。
 果たして大丈夫なのだろうか?
 先週再提出になった分もあると言うのに……。
 やっぱり、NetHack を入れたのが全ての間違いだったのだろうか。

追記

 せっかく2限に来てみたら休講でやがる。
 そういえば、先々週そんなことをいってたような気もする。
 やっぱり、掲示版確認してないとまずいね。

追記其の二

 教訓:教師の存在によって、その技能の習熟が容易にならなければならない。


  11月13日(木)

 これから実験のレポートを印刷しようとしているというのにインクエンドランプが点滅しているというのは、なかなか心浮き立つものである。
 多分 A4 7枚程度なら大丈夫だと思うが、下手したら朝になってから買いに行かなければいけない訳だな。
 なんとかなることを祈ることにしよう。

 んーと、今10時なんだけと、試しに印刷してみたら2枚でインクエンド認識によりプリント不可になってしまった。
 こういう時は、インクカートリッジの挿し直しで切り抜けるべきなんだろうな、基本的には。
 という訳で挿し直したところ、見事に黒々とした印刷が出てくる。
 ちっとも擦れているようなことや、滲んでいるようなこともない。
 いや、以前どれぐらい減ったらインクエンドが点灯するのだろうと思って、未開封状態から挿しっぱなしだったカラーのカートリッジで試したことがあるのだが、その場合インクはほとんど使われずに 70% ほど残っていたのだ。
 それ以来、擦れるまで印刷&インクエンドで印刷不可になったらカートリッジの挿し直しが基本となっているのである。
 でも、一応予備のインクは買っておかなきゃなぁ。
 やれやれ、出費がかさむ。


  11月14日(金)

 とりあえず昨日提出したレポートが返ってこずに済んだのは良いことであった。
 いや、あれには苦労させられたからなぁ。
 まあ、そういったことは置いておくとして、私は今日の3限にある情報科学科の方の lisp の演習に潜っているのだが、先週の課題はすごかったなぁ。
 lisp で数式処理を使って微分を計算させられる事になるとは思ってもいなかった。
 ただ、センセーから貰ったサンプルでは (* x x) までしか対応してないのがお茶目と言えばお茶目だったなぁ。
 普通 lisp で書くなら、A×B×Cは (* A B C) だと思うのだが、これは、(* A (* B C)) としなければ動いてくれないと言う恐ろしいプログラムなのだ。
 まあ、まわりのレベルがあんな感じだとそれもしょうがないのかなぁ。
 ただ、この方がかえって実行時にどう入力すれば良いのか判らなくて大変かもしれないと思うのだが……。

追記

 今日ちょっと mlvwm のホームページを覗いてみたのだが、昨日新しいバージョンが出ていたようだ。
 多分もうすぐバージョンを上げることが出来ると思う。
 ただ、ちょっとした情報をとある所から手にすることが出来たので、今度は日本語化を実現できるようにするのが目標である。
 まだ未確認なのだが、ひょっとしたら以前日本語化した mlvwm が遅いのは、丸文字フォントが入っていない所為では無いかと疑い、今度は設定ファイルでその指定を変えて試してみようと思っているのだ。
 動かしてみればすぐに判ることなので、すぐにでも実行してみたいのだが、以前どうやって mlvwm を日本語化したのか覚えていないのが辛いところだ。
 まあ、以前出来たのだからどうにかなるだろう。


  11月15日(土)

 えーとこう言って構わないのかどうか良く判らないのだが、mlvwm の日本語化に成功した。
 試しに動かしてみたところ、以前と比べて劇的な速度の向上が確認されたのだ。
 前回日本語化したときは、startx と打ち込んでから X が完全に動き始め、こちらで操作できるようになるまで5分程度かかっていたのに対し今回は何と1分10秒でこちらが操作できるようになったのである。
 一気に5分の1の時間短縮である。
 まだ実用には向かないが、これをもう少し高速化できたならば、例えば30秒を切るぐらいに起動時間の短縮が出来れば十分実用になるかもしれない。
 もう少し IconPath や fonts の指定を何とかすることで後10秒ぐらいなら縮められそうな気がするので、今日少し実験をしてみるつもりである。
 あと、コンパイルには富士通の fcc を使用したのだが、-Bdynamic を指定したら、ld がそれを使うことができないので、-Bstatic を使うようにと言ってきたのでそうしたのだが多分実行ファイルは膨らんでいることだろう。
 それから、えーい気前良く最高レベルでの最適化しちまえと -O4 を指定したのだが、ひょっとしたらこの辺りが速度の方に微妙に悪影響を与えているのかもしれない。
 今度最適化レベルを下げてコンパイルし、実行速度を比べてみようと思う。


  11月16日(日)

 大学のワークステーションで mlvwm の日本語版を使うのは不可能なのだろうか?
 いや、可能だということは判っているのだ。
 ただ、異常な困難を伴うのは間違いないようだ。
 んーと、今までに確認できた事としては、fcc で -Bdynamic としてコンパイルしたものは ld で実行ファイルを作ることが出来ずに、-Bstatic として明示的に 静的リンク形式でコンパイルを行なわなければいけない。
 あと、日本語を使う設定でも、英語しか使わない設定でも実行時にはカレントディレクトリに mon.out という訳の判らないファイルが生成される。
 英語のみの設定では、fcc でコンパイルすると起動に30秒程度かかる。
 最適化オプションは一応効果があるようで、-O2 ならば日本語版で起動に1分30秒かかるのが、-O4 オプションを指定すると1分10秒で済む。
 ただ、一切最適化を行なわない設定でどうなるかは、まだ試していないので判らない。
 ひょっとしたらこの設定では動的リンク形式でも実行ファイルが生成できるかも知れない。
 しかし、この一連の実験でつくづく富G通が嫌いになってきた。
 だいたい、何なんだあの mon.out ってのは。
 file mon.out としても data としか表示されないし、man -k mon.out とやってもファイルが見つからないとか言ってくるし。
 絶対どこかが腐っているに違いない。


  11月17日(月)

 とりあえず、mlvwm は以前と同じように英語版のみでコンパイルしてお茶を濁すことにした。
 あと、Netscape Communicater の 4.04 が配布されているそうなので、ダウンロードして自宅の Linux に入れてみたが、256の画面だと幾つかのページで色化けを起こす以外は今のところ順調に動いている。
 どうやら日本語の禁則処理もきちんと行なうようになったようだ。
 大学の富G通 S-4/20 よりもはるかに快適な動作である。
 いや、xengine で負けてしまったので、ちょっと根に持っていたのだ。
 とりあえず xengine は pub/bin に置いたから好きなように使ってくれて良い。
 デスクトップに置いて無意味に回しておくも良し、自宅で Unix が動いている人は数値を比べてみて自己満足に浸るも良し。
 きっと色々な使い道があることだろう。
 ただ、ちょっと見て思ったんだけど、/usr/meiji/pub の、特に bin の中の無法化が進行しているような気がしてならない。
 textedit.* は olwm のファイルマネージャーとエディターが悪さをしている所為で、事務室がデフォルトを他の WM に変えない限りどうにもならないのだが、それ以外にも訳の判らんファイルが色々と増えまくっているような気がする。
 ファイル名の末尾にアスタリスクやアットマークが、本当に付いているファイルやら、これってマニュアルじゃないのかな〜〜という物やらがウジャコラとしているのは、「うーん、これぞ熱力学第二法則」ってな感じでなかなか気の滅入るものである。
 事務室もなぁ、「どうせ来年の4月になれば新機種が入って、pub にあるのは殆んど動かなくなるんだ、そのとき一緒に掃除をすれば良い」とか考えてる節があるからなぁ。
 まあ、合理的な発想だと思うけど。
 いや、これは私の個人的な想像で、確認した訳じゃないから、この事を問い質しに事務室に質問のメールを送ったりしないでね。
 お願い。

 話しは変わる。
 土曜日に久しぶりに WWW Homepage Access Counter を覗いてみたのだが、version2.4 がアップされていた。
 まだベータテストバージョンで、バグが残っている可能性はあるが、結構色々な機能が追加されているらしい。
 まず、カウントできる数字の桁数が事実上無限になった(デフォルトで80桁、コンパイル前にヘッダファイルを編集すれば増やすことも可能)事と、時計が2000年問題に対応した事。
 自ホストや無視すべきホストの IP 指定にワイルドカードが使えるようになった事と、image パラメーターと同時にカウントを行なう事も可能になった事。
 リロード時のカウントを行なわないという設定も出来た事と、あとこれが良く判らないのだがブラウザのキャッシュがらみで何か変更が加えられたらしい。
 とりあえず、開発している人の環境が Sun0S 4.1.x と Solaris 2.x らしいので、まず問題なく動くと思うが、一応テストしてみてから /usr/meiji/pub/bin に入れることになる。
 まあ、遅くてもさ来週には入れることが出来るだろう。


  11月18日(火)

 Netscape 4.0x 系の Style は Internet Explorer とはかなり処理様式が異なるようだ。
 特に line-height 周りが。
 自宅の Linux 上の Netscape では、今まで Internet Explorer 3.02 で動作確認をとっていた私のページの幾つかがまともに表示されなくなっている。
 例えば、fvwm95 の紹介の中の壁紙を貼りたいでは、

  <CENTER STYLE="line-height:78pix">
  <IMG SRC="hoge.gif" alt="hogehoge" Hight="78" Width="708">
  </CENTER>

としているのだが、この方法で Internet Explorer では正常に表示されているのに、Netscape では

  1. まず、line-height:78pix の指示にしたがって、78pix 分のスペースを確保する。
  2. 次に、高さ 78pix のイメージを、下から数えて通常のサイズのフォントならば一行目が来る辺りに挿入する。
  3. 当然、イメージは下の行にはみ出し、そこに書いてあった文章はイメージの下に隠れてしまって見えなくなる。
 という処理様式を採用しているのだ。

 これは、大きなフォントでも変わらないようで、<FONT Size="6"> などと指定してある物は下の行に幾分はみ出してしまっている。

 ……いったい誰がこんな馬鹿な事を考えたんだ……。

 あーもう style 使うの止めようかな〜〜。(T_T)

 これは、Netscape の仕様なのだろうか、それともバグなのだろうか。
 こんな事なら、いっそサポートしていなければ、まだまともに表示されていたものを……。
 「明治大学学内向け」にあるのを、Internet Explorer 3.0 以上か、 Netscape 3.x 以下で見るようにして下さいとは言えないし……。
 これで生田の端末に Netscape4.02 が入っていなければまだ知らんぷりも出来るんだが、なまじ入っているだけにそれも出来ないと来ている。
 いや、私だって、こんな不安定な物ならあまり使いたくはないのだ。
 そもそも、Internet Explorer のデフォルトの行間設定が 100% でさえなければ、もっと広ければ、こんなものを使おうなどと考えたりはしなかったのだ。
 それなのに、嗚呼それなのに〜〜。
 仕方が無いから、どうしても駄目なら「学内向け」からはスタイルを一掃する事にしよう。
 はあ、いったい幾つファイルを手直しすれば良いのか……。

 いまちょっと確かめて見たのだが、Netscape も 4.0 以上では、デフォルトの行間は 100% の様だ。
 とすると、やっぱり line-height は指定してあった方が見やすいよなぁ。
 はあ、Internet Explorer の Style 処理も馬鹿だ馬鹿だと思っていたが、世の中上には上が居るものだ。

追記

 やっぱり大学の Netscape4.02 でも同様の現象は確認されてしまった。
 しかも、なお悪いことには、& lt CENTER & gt(ここではそれぞれの間に半角スペースが入っているが、無いものと考えてくれ)などとやった時には、& ltCENTER> と表示されてしまうし。
 この辺りがプーだと、どうやって説明すれば良いのかホントに苦しむ。

追記その二

 wwwcount2.4 だとデータファイルの末尾に以前訪れた人の IP アドレスを付加するようになったようだ。
 うーむ、テキストカウンタの方はどうしよう。
 知ってる限り、あの方法を使っているのは一人きりだから、彼に諦めてもらえばそれで良いのだけれども。
 大体彼のページは現在凍結中だし。
 うん、気にすること無いか。


  11月19日(水)

 昨日 wwwcount2.4 を、ユーザーの public_html ディレクトリ以下にデータファイルを置く設定でのコンパイルに成功した。
 良く良く考えてみれば、当たり前の事なのだが、この解決方法に気づいた時は、ひょっとして私天才? とまで考えてしまった。
 いや、これに気がついたのは昨日の5限の生物物理学序論の時間(吉村先生ごめんなさい)だったのだが、これに気がついた後、講義が終るまでの40分が苦痛でたまらなかった。
 何度、途中で抜け出して試そうという誘惑に駆られた事か。
 まあ、前から2列目の席で、A4縦2カラム&両面印刷したCのソースを読んでいるというのもなかなかふざけた態度だと思うが。
 大丈夫、あのサイズなら教壇からは何を読んでいるのか判らないはず。
 まあ判らなければ良いというものでも無いと思うが。

 えーと、これからの手順だけど、

  1. pub/bin に Count2.4.cgi を置く。
  2. 今までの利用者に移行の案内を送る。
  3. Count2.4.cgi を Count.cgi と置き換え、今までの Count.cgi は名前を変えて他の所(pub/lib/Counter かなやっぱり)に置く。
という方法をとる事になると思う。
 今の所、判っている問題点としては、今までの形式では Text 形式のカウンターを利用する事が出来ないことなどだろうか。
 無理にあれから使おうとすると、Count.cgi の吐くデータファイルから後半をカットしなければならないのだが、それをするとなると、>!--#include file=""--> では表示できないだろうし。
 まあ、その用途のためだけにしか wwwcount2.3 を入れておく価値は無いのだけれどもね。
 テキスト形式で使っている人間が mlvwm の pub での名義人なのであんまり無碍には出来ないのだ。
 これも悲しい憂世の義理というやつである。


  11月20日(木)

 昨日 Genesis Q の日記を読んで判っていた事だが、やはりベルセルクの録画には失敗していた。
 はぁ、そろそろ話も佳境に入ってきたのになぁ。
 所詮は深夜の番組の宿命というやつか。
 昨日1日中費やして作っていたメイル配送プログラムは結局動いてくれなかったし。
 どうも私はパイプという物を良く理解していなかったようだ。
 パイプでコマンドに出力を渡せば、argv に渡るものだと思っていたがどうやら違ったようだ。
 ひょっとしたら、標準入力に渡っているのかもしれないが、良く判らない。
 仕方が無いから、一時ファイルを作る方針でやることにしよう。
 もう少しスマートにやりたかったんだけどなぁ。
 まあ、仕方が無いだろう。
 どうせだから、ls の出力から user を抽出してファイルに出すプログラムと、そのファイルをもとにメイルを配送するプログラムは別にすることにしよう。
 こうしておけば、wwwcount2.4 に移行した人がデータファイルを /usr/meiji/pub/lib/Counter/data から消してしまっても大丈夫だからな。
 もっとも一回目のメールを送った後で新しく Count.cgi や Count2.4.cgi を使い始めた人には対処のしようが無いが。
 まあ、自力で使い始めた人なら、あの注意書きは読んでいるだろうし、誰かに教えてもらった人はその人が教えてくれるだろう。
 多分……きっと……おそらく。
 駿河台や和泉の方の利用者は……知ーらないっと。
 きっと PC-Project の方で何とかするだろう。
 そもそも私はそんなに暇ではないのだ。
 今だって実験のレポートを完徹で片づけながらこれを書いているんだから。

 話は変わる。
 自宅の Linux に xemacs の 20.3 を入れようとしているのだが、昨日 configure スクリプトを動かしたとき、--with-mule オプションを使うには、xemacs の ftp サイトにある mule 関連のファイルが必要です等と言われたのだ。
 仕方が無いから取っていって帰ってみたら、家のは 20.3-pre2 で持って帰ったのは 20.3-pre4 ……。
 ふっ、また 16 M 程のダウンロードせねばならぬのか。
 やっぱり 20.2 で止めとけばよかったかなぁ。
 でも、mew の最新版が 20.3 を要求しているそうだし……。

 さて、さらに話は変わる。
 どうやら、以前 gimp のインストールで、tiff や jpeg、gif のライブラリを作る際、.a しか作ってくれなかった事だが、原因が判明した。
 その原因とは「既に .so 形式の物が入っていたから」であった。
 いや、ひょっとしたらこの辺は違うのかもしれない。
 単に同時に .so と .a が出来ていたのを、勘違いして .a しか出来ていないと判断した挙げ句 --no-static オプションを追加して、どうして作ってくれないのだと誤解していた可能性も多いにある。
 まあ、引っ掛かっていた点が解決したので、生田祭の期間に暇があったら試してみるのも良いかもしれない。

追記

 救い難いもの。
 オートバックアップを作ろうとして不正な処理を行い終了させられるワープロソフト。
 ちっきしょう、確かオートバックアップは切っておいたつもりだったのに……。


  11月21日(金)

 水曜の日記に、Netscape は 4.0 になって馬鹿になったと書いたが、どうやらそれは Unix 版だけの問題のようだ。
 少なくとも、MacOS 8 にバンドルされていた Netscape 4.0? 90日試用版では例のイメージと line-height の組み合わせもきちんと表示できているらしい。
 こうなってると、Win95 や NT ではどう表示されているのか知りたくなってくるなぁ。
 かと言って、自分でダウンロードして試してみる気にはなれないのだけれど。
 だって、フロッピーに収まらないし。
 誰か持っている人がいるなら、その人が試してくれれば一番なのだけれども。
 えーと、もしもそういう奇特な人がいたならば、ここを読んでみて、画像ファイルなどがどのように表示されていたか教えて欲しい
 よろしくお願いする。

 さて、と
 最近 adobe の PDF ファイルでドキュメントが配布される事が多くなってきたが、情報科学科の知人がそれを読もうとして大変苦労していた。
 なんでもハードウェア実習で、とある石をつかってアセンブラの実習をしているそうなのだが、その石の情報は販売している会社のホームページに載っているのだが、仕様書などは PDF ファイルで配布されているそうなのだ。
 色々と苦労した挙げ句、助手補の方にも聞いてみたそうなのだが、「nkf を通してみて」という大変心強い助言をいただいたらしい。
 えーと、念の為に書いておくが、その石を作っているのはアメリカのメーカーで、日本語の文字コードが使われている可能性は、全然・まったく・これっぽっちも、有り得ない。
 まあ、その辺のことは知らなかったにしろ、拡張子「.pdf」の意味ぐらいは知っていてもおかしくは無いと思うのだが……。
 仕方が無いので、adobe のホームページから Acrobat Reader をダウンロードすれば良いじゃない、と言ってみたのだが……。
 SunOS 4.1 用の物をダウンロードしてきてみると、OpenWindows の Ver. 3 以上が必要、との事であった。
 あー、まあ、十分予想された事態である。
 彼らは JLE の存在など知らんのだろうし、OpenWindows の Ver. 3 が当然入っているものと考えるのも確かにうなずける事である。
 確か、研究用情報処理室のどこかに、OpenWindows の Ver. 3 がある筈だから、ひょっとしたらそこになら、Acrobat Reader が入っているかも知れない。
 あと、samba99 も怪しいといえば怪しい。
 今度調べてみよう。


  11月22日(土)

 せっかく生田祭で大学には行かなくても良いというのに、昨日処理室に荷物を置きっぱなしにしたために、こんな朝早くからやってきて、回収をしなければならない。
 昨日4時に処理室が閉まるとは知らずに、3時半頃一度荷物の一部を処理室に置いたまま家に必要な物を取りに帰っていたら、再び大学に戻ってきた時には既に処理室は閉まっていて回収のしようがなくなっていたのだ。
 我ながら己の愚かさに愛想が尽きかけたが、嘆いた所で何か状況が好転するわけでもない。
 仕方がないからこうして荷物が残っている&途中で Acrobat Reader のダウンロードが切られていない事を祈りつつ朝早くから出かける羽目になっているのである。
 まあ、最悪でも事務室止まりで済むだろう。
 学生課までは行かずに済むと思うのだけどな。
 さて、昨日今まで pub/bin の Count.cgi を利用してくれた人への移行案内のメールを出したのだが、恐ろしい事に幾つかのメールが、Unknown Mailer とかいうエラーで帰ってきてしまった。
 うーん、まあ実害は、何時の間にかカウンターが0にリセットされて、public_html に妙なファイルが作られるようになる事ぐらいなのだが、その時になってからサルベージしても大丈夫なようにしばらくは data ディレクトリは消さないようにしておくべきだろうな。
 だって、メールが帰ってきてしまうのにどうやって連絡を取れって言うのよ。
 そんな人間が meiji.announce を読んでいるとも思えないし。
 そりゃホームページを見てみればどこか他のプロバイダでのメールアドレスとかがのっているのかも知れないけど、そこまでするのは大変じゃない。
 一応 Counter.htm の方にも書いておくつもりだけど、もし知っている人のメールアドレスが載っている場合は、その人に教えてあげてね。
 一応送ったメールと同じものが、/usr/meiji/pub/lib/Counter の中に annouce.txt として置いてあるから。
 多分一人だけでカウンターを使っているような淋しい人は居ないだろうから、誰か知人の中に届いている人もいる事だろう。


  11月23日(日)

 最近届いた日経バイトをようやく読んだのだが、NX の特集と、AMD-K6 の解説がなかなか楽しいぐらいだったなぁ。
 中でも、富士通のコメントの「買い替えユーザーならば、K6 の価値を判断できるはず」というくだりには笑ってしまった。
 そもそも、買い替えユーザーで FM-V という選択をするのはかなり少ないと思うのだが……。
 しかし、最近 Linux などの Free Unix が取り上げられることが多くなったよね。
 今回は、SOHO の関連でサーバー用途にソフト一式をセットにして納入という形の企業がちょろっと出てきただけだったけど。
 とりあえず、これを読んで思い出したのが「Softwere Design」の12月号である。
 昨日、そういえばもう発売されているはずだと気がついて、大学のそばの本屋で最後の1冊を手にすることが出来たのだが、もしかして「SD」は売れているのだろうか?
 そんな恐ろしいことはあり得ないと思うのだが……。
 ところで、この「……」だがつい最近良い入力方法を知ることが出来た。
 今までは、とりあえず Win95 の方の MS-IME97 でそう登録してしまったこともあり、「てんてんてん」と入力して変換していたのだが、これは egg だと「…・」と一発目で出てきてしまうのだ。
 しかも、この状況は「てんてんてん」を「……」と登録しなおしても変化が現れないときている。
 どうやら、egg では「てんてん」が「…」と登録されているらしく、その所為でかこうなってしまうらしい。
 「てんてん」なら素直に「‥‥」にでも登録しておけば良いものを……と思ったりもするのだが、まあこの辺りの設定の直し方が判らない以上どうしようもない。
 そこで登場するのが、「z+母音以外の文字」による記号の入力である。
 以前にも少し書いた記憶があるが、これは wnn 使いにとってはなかなか有効な機能である。
 例えば、この「……」を入力する時は、「z.z.」と入れればそれだけで確定してくれる。
 「・」(中黒というらしい)を入力する場合は「z/」と打てば入力できる。
 「日々」の「々」が出したい場合は「zr」と入力するだけである。
 他にもいろいろあるので、試してみると欲しかった記号がすぐに入力できるようになるかも知れない。
 さらに、この機能は z の後に続ける文字を Shift キーを押しながら打ったかどうかで、入力される文字が違ったりするのだから奥が深い。
 いや全く、Unix の世界と言うものはどこまで深く潜っても底が見えないのが恐ろしい所だ。
 底が抜けている Mac の世界とか、底がざるになっている Windows の世界というのもなかなか恐いものだと思うけれども。


  11月24日(月)

 さて、昨日は途中で変な方向に話が発展してしまった「Softwere Design」だが、今回は岩谷さんの記事はまともであんまり楽しくなかった。
 そりゃもちろん重箱の隅を突つけばいくらでもおかしな所は出てくるのだけれども、あんまりそんなことをやってもつまらないし。
 まあ、色々と有益な情報(nm コマンドとか、JPCERT/CC の存在とか)を得ることが出来たから良しとしよう。
 JPCERT/CC に関しては、そんなことも知らなかったのかと言われそうだが、そう、知らなかったのである。
 だって、本格的に UNIX に触り始めてから、まだ1年とちょっとしか経っていないのに、そんなことを知っているだけでも変だと思うけど。

 それはそれとして、color-ls を探して持ってきたアーカイブは、GNU がリリースしているファイルユーティリティープログラム一式だったようだ。
 ひょっとしたら、color-ls は /usr/meiji/gnu/bin に gls とかいう名前で入っているかもしれない。
 だとしたら、妙な苦労をしないで済むのだけれども……。


  11月25日(火)

 とりあえず、xemacs の 20.3-pre4 を入れてみたのだが、install すればすぐに使えるってものじゃなかったのね。
 やっぱりあちこちをいじったり、フォントの設定を変えたりしなけりゃいけなかった訳ね。
 やれやれ。
 しっかし、コンパイル時の作業領域だけで100Mオーバーってのはすごいよね。
 .el ファイルを圧縮してインストールを選べば、結果として40Mで済むみたいだけど。
 やっぱり、Xemacs with Mule じゃなくて、Mule のパッケージを持ってきて構築した方が余計な物がなくて良いのかも知れないなぁ。
 だって、--with-mule オプションをつけてコンパイルすると、skk やら 何やらも一緒に全部入れちまうんだもん。
 skk は進化の袋小路に入っているからあまり好きじゃないんだよなぁ。
 まあ、あえてその道を選択したのだろうけれども。
 確かに、Wnn4.2 を使っていると、そういう選択をしたくなる気持ちも良く判るのだけどもね。
 おまけに、ディスプレイが256だからかも知れないけど、ツールバーは xpm じゃなくて、xbm だったし。
 C-\ をやっても、一発ではローマ字入力モードに移行せずに、その後 wnn-egg-hogehoge みたいに入力しなけりゃならないし。

 そりゃまあ、設定を変えれば良いというのは判るのだけれども、それをどうやって変えればいいのやら。
 とりあえず、もう少し暇が出来るまで、Xemacs20.x のインストールは凍結する事にした。
 結論としては、xemacs は片手間にインストールできる物ではないというのが教訓である。


  11月26日(水)

 昨日 color-ls を pub/bin に入れた。
 とりあえず、自分でもまだ良く使い方が判っていないのだけれども、color-ls --color=yes として実行してみれば色付きの出力がえられる筈である。
 基本的に、端末の背景色は黒にしておいた方が見やすいことと思う。
 あと、ls と比較して、color-ls では打ちにくいだろうから、使う場合は aliase を設定した方が良いと思う。
 (cls にしようかとも思ったんだけど、clear の aliase に割り当ててそうだから止めた)

追記

 むう、$HOME/.dir_colors が効かない。
 何がいけないのだろう。
 やはり、/etc に DIR_COLORS が無いことだろうか?
 それとも、$HOME/.dir_colors の中にある linux という怪しげな文字だろうか?


  11月27日(木)

 今日は結局実験のレポートが間に合わなかった。
 まあ、昨日の夜は寝てしまったから仕方無い。
 という訳で今日はこれだけ。
 まあ、追加情報としては、color-ls のオプションで、-C を追加すれば縦に並べてくれる事ぐらいである。
 相変わらず、拡張子ごとの色の設定は判らない。
 だが、まあその内どうにかなるだろう。


  11月28日(金)

 「ソースは最良のドキュメントである」という言葉がある。
 つい最近までこれを信じていたのだが、多少これは修正の余地があるようだ。
 「ソースは究極のドキュメントである」というのが多分正しいものだろう。
 ある程度マニュアルなどを読んでから、動作や仕様などを確認してから読む分には得る物が多いだろうけれども、闇雲に印刷してみても、分量の前に敗北してしまうのがオチである。
 という訳で、color-ls のソース及びヘッダを印刷してみたのだが、その前に man color-ls をきちんとやっておくべきだったと今では後悔している。
 でも、世の中上には上が(下には下かも……)いるもので、昨日すごいことをしている人を見掛けてしまった。
 インターネットで公開されている小説を丸々印刷したらしく、鞄にプリントアウトがぎっしり詰まってて、厚さが 15cm ぐらいあった……。
 いやまあ、理由が無い訳じゃなくて、その小説は中国語で書かれてて、自宅の環境だと文字コードが対応していなくて読めないのだそうだ。(ここまで書くと特定できちゃいそうだな)
 だからって何もあんなに……。
 まあ、いろんな人がいるものである。


  11月29日(土)

 color-ls はなんとか思い通りの動作をするようになってきた。
 ものすごく野蛮なというか、ストレートというか、力ずくというか、とにかくあんまり普通じゃないやり方だけどとにかく意図の通りに動作することには変えられない。
 で、どうやって解決したかというと、.login に直接書いて $LS_COLORS を設定したのである。(pub/bin の dircolors は何の為に置いてるんだか……)
 家の Linux だと /etc/zlogin というので dircolors が起動されていた(この時に $LS_OPTIONS 及び $LS_COLORS が設定されている。どうりで /etc で grep LS_OPTIONS * を実行しても何も出てこない筈だ)ので、.login/usr/meiji/pub/bin/dircolors -t と書いてみたのだけれども、ログイン後に echo $LS_OPTIONS としても Undefined variable. としか表示しないという恐ろしい状況でいったい何が出来ると言うのだろう。
 手動で /pub/bin の dircolors を動かしてみても、妙な表示がされるだけで実際には $LS_COLORS は設定されないし。dircolors のオプションを -t から -c や -b(さすがに -z や -k はちょっとねぇ)に変えてもうまく行かなかったし。
 万策尽きたので、実力行使に出たのである。

 結果

  1. .tcshrc(シェルの設定ファイル)で ls に /usr/meiji/pub/bin/color-ls $LS_OPTIONS という aliase を割り当てる。
  2. .login で $LS_COLORS と $LS_OPTIONS(色無し)を設定する。
  3. .xsession で $LS_OPTIONS(色付き)を設定し直す。
 以上の設定で順調に動いている。

 個々のシェル変数の値は大体次のようなものである。  $LS_COLORS の 01;35: などの意味は、/usr/meiji/pub/etc/ の DIR_COLORS を読めば判る筈である。
 まあ、みなで色々試してみて、dircolors がうまく使えたら教えて欲しい。

追記

 大声で話していたので聞くとは無しに聞こえてしまったのだが、どうしてシンボリックリンクを知っていて、パスを知らないのだろう……。
 非常に疑問である。
 どうやら、pub/bin のプログラムをコピーしようとしている友人を止めようとしていたらしいのだが、なぜ「コピーする必要なんて無い。シンボリックリンクを張ればいいんだ」なんだろう。
 ファイル数が少ない内ならそれでも良いだろうけど、多くなってくれば ls を使うのすら嫌になってくるだろうに。
 偏った知識を持っているものである。
 私も人のことは余り言えないが。


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