なんだか日記と言うよりも月記と言った方が正しいような状況になってしまってるな〜。
まあいいや。今回は久しぶりに読み物を追加。AverMedia MV-300 ちゅうのがそれ。
学内向けに置くのもあれな内容だし、昭和史や英文学にも関連無いので、どこに置くか悩んだのだけど、多分安直に新しいカテゴリを増やすことになると思う。
作るとしたら PC のページとかかな〜。(じつに安直)
まあ当分は日記からしかリンクは張らない予定。
うまく行かない。ZR36060 が 8 ビットビデオモードになっているのかと思って KS0127 からの出力を YUV4:2:2 8bit (CCIR656) に設定してみたところ、緑系一色でモノクロ画像がでるようになってしまった。
当初は今まで色が付かなかったのが付くようになったと(愚かにも)喜んだのだが……。
YUV から RGB への色空間変換公式をよくよく眺めてみると Y は G 成分が R 成分や B 成分よりも多いのだから、キャプチャ画像が 緑系一色になったということは、むしろ KS0127 の出力を 8 ビットモードにしたことで UV 信号が入ってこなくなっていると考えるべきだったのだろう。
つうことは、KS0127 は YUV 信号の内、UV 信号をわざわざ RGB が等しくなるように整えて出力してくれてる訳で……。
KS0127 のどっかのレジスタに間違った値をたたき込んでいるということだろう。
しかし、いったいどこなんだ、それは。
データシートのレジスタ一覧を見ていても CKILL とか MONO とかいう判りやすいのは無かったし。
これは、もう少し真面目にデータシートを読まなきゃいけないということなのかな〜。
面倒だし、いやだけどやるしかないのだろうな〜。
えーと、MV-300 & Linux の方でここ数日いろいろとやっていたのだけど、どうにも問題が発生してしまった。
まず、白黒でしか取り込めていなかった原因は判明した。KS0127 のレジスタで色信号のトラップや変調方式などの設定を行なう場所があったのだが、そこで S-Video や Component 入力の時に使うようにと書かれていた設定値を入れていたのがいけなかったらしい。
どうやら Componet 入力というのは YCrCb の 3 本ケーブルを利用した入力のことを指していたようだ。(だったらそう書いておいてくれればいいのに)
で、そこを直した結果、とりあえず静止画の JPEG ファイルであればきちんと色がついて取り込めるようになった。
まあ、ここまでは順調に進んだ点。
うちの Linux 環境はこれまでは ASUS V3000 用の古い X サーバのままだったので G400 に変えた環境では 取り込んだ JPEG ファイルの確認が出来なかった。
つまり、ドライバの設定を変更しては Windows を起動し直してそちらで確認、うまくいっていなければ Linux を起動し直して再設定と面倒な事をしていた。
いい加減それも面倒になってきたので旧世紀の遺物と化しつつある現在の Linux 環境をまともなものにしようと考え、X サーバ、カーネル、などなど(その辺の入れ換えに従って変更が必要になるもの)を入れ換えてみた。
で、XFree86 は 3.3.5 になって無事に G400 で X が起動するようになり、カーネルは 2.2.13 になった。
問題は新しくなったカーネルの方だった。どうやら最近のカーネルでは Buz がサポートされているらしい。MJPEG 圧縮まではサポートしてないみたいだけど。
このドライバは V4L に従う形で作成されている模様。ちなみに LML33 の方は我が道をいくっていう感じで V4L は完全に無視している。これは最新の 1.0.5 のドライバでも変わってない。
今までは LML33 の Version 0.3 のドライバで実験していたのだけど、今後どうするかという問題が出てきてしまった。
カーネルと X サーバを新しくしたことだし、LML33 の 1.0.5 を原型に切替えて実験を継続していくつもりだったのだけど、Buz が V4L API に従う形で最近のカーネルに統合されているなら、そちらを追いかけた方が良いのかも知れない。
しかし、悲しい事に V4L の構造(というよりも、どのようなモジュール構成になっているのか)が判らない(linux/driver/char と linux/include にぐちゃぐちゃと入っている中から判る人が居たらだれか教えてくれ)
おまけに、V4L 標準の I2C バス関連のコードは KS0127 ではバグを発生させるし……。(これは1行の修正で済むのだけど)
かと言って、LML33 の方でもそれは変わらない。こちらではハードコーディングされている関係であちこち同時にいじらなければいけないので、その辺はかえって面倒になる。
最良の選択枝としてはどっちも面倒だから別の方法を探したい所なのだけど、別の方法なんてないんだよね〜。あ〜、ど〜しよ。